【茶器/茶道具　抹茶茶碗】　井戸茶碗　赤津焼き　呉器（ごき）　長谷窯　加藤錦雄作

サイズ約直径13.8×高8.7cm 作者長谷窯　加藤錦雄作 箱木箱 　　（呉器ウ・44890） 【コンビニ受取対応商品】呉器（ごき）とは 李朝（りちょう）時代に作られ、見込が深く高台と丈の高い高麗茶碗。 呉器の名前は、形が椀形で禅院で用いる飲食用の木椀の御器に似ていることに由来すると言われています。 さらに、呉器には、お供えの器の意があり、是が本来の役割とも言われています。 高麗茶碗とは室町時代以降の朝鮮で作られた茶碗。 唐物茶碗の大部分をさし、大井戸・青井戸・小井戸・脇井戸・熊川（こもがえ）・堅手（かたて）・斗々屋（ととや）・伊羅保・粉引・御本三島等（雨もり手）をさす。 茶道具における中国製の「唐物」に対する朝鮮半島製品の総称 ●お茶碗の見所とは、 1、全体の器形・・・醸し出す雰囲気・・・見立て、等があります。 2、高台・露胎の土みせ・かいらぎ（梅華皮）・腰造りです。 3、口縁・見込み・茶溜り・茶筅ずれ等です。そして、「手取りの感触」・・・「用の美」を最も重視されます。 【沿革】 赤津焼. 愛知県. 起源は奈良時代前期の須惠器で、日本六古窯の一つに数えられて猿山（さなげ）地区の釉で作られる瀬戸焼です。 鎌倉時代に釉薬(ゆうやく)を用いたのはこの地方のみであったといわれその後の安土・桃山時代には、茶道の発展の影響を受け、志野、織部など現在の赤津焼の根幹をなす技法が確立されました。 【特徴】 赤津焼の特徴は、織部釉(おりべゆう)志野釉(しのゆう)黄瀬戸釉(きぜとゆう)、古瀬戸釉(こぜとゆう)灰釉(かいゆう)御深井釉(おふけゆう)鉄釉(てつゆう)の7種類の釉薬と、へら彫り、印花(いんか)櫛目(くしめ)三島手(みしまで)など12種類の多彩な装飾技法にあります。 これらを駆使し、茶道具、華道具から家庭用品まで幅広く焼かれています。 【製造工程 】 ろくろ成形、たたら成形、または手ひねり成形により成形し、仕上げ、乾燥の後、絵付けや施釉を行い焼成します。基本的に素焼きはしません。 織部は焼成後、ドングリの傘からでるシブを使い、表面の幕を除去します（栃しぶ抜き） 【加藤　錦雄】（長谷窯）赤津焼 〒 489-0024 瀬戸市八王子町 1934年昭和09年4月生まれ 　日本伝統工芸展入選 　日本工芸会東海支部展入選