南北戦争を戦った日本人 幕末の環太平洋移民史 （筑摩選書　264） [ 菅（七戸） 美弥 ]

幕末の環太平洋移民史 筑摩選書　264 菅（七戸） 美弥 北村 新三 筑摩書房ナンボクセンソウヲタタカッタニホンジン スガ（シチノヘ） ミヤ キタムラ シンゾウ 発行年月：2023年09月15日 予約締切日：2023年08月02日 ページ数：288p サイズ：全集・双書 ISBN：9784480017819 菅（七戸）美弥（スガシチノヘミヤ） 1969年生。2001年国際基督教大学大学院博士課程修了（博士・学術）。現在、東京学芸大学教授。専門はアメリカ史、移民・移住史。著書に『アメリカ・センサスと「人種」をめぐる境界ー個票にみるマイノリティへの調査実態の歴史』（勁草書房、2021年アメリカ学会中原伸之賞受賞）などがある 北村新三（キタムラシンゾウ） 1940年生。神戸大学大学院工学研究科修了、大阪大学工学部（助手）、神戸大学工学部（助教授、教授、工学部長）、副学長・理事を経て、名誉教授。システム工学専攻。工学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　日系アメリカ人二世テリー・シマとの出会いーはじめに／第1章　南北戦争とマイノリティーアジア・太平洋系移民／第2章　日本生まれの二人に近づくーアメリカでの記録から／第3章　漂流者・密航者たち／第4章　幕末の日本人の移動ー使節団と密航者との接点／終章　旅の終わりに 南北戦争の兵役記録には二名の日本生まれの兵士の名があるーサイモン・ダン、ジョン・ウィリアムズ。英語名の彼らは誰なのか？なぜアメリカにいたのか？その人物像は？人の移動が厳しく制限されていた日本を離れ、アメリカに生きた／生きねばならなかった彼らの消息を、日米両国の資料から丹念に探査する。漂流民、密航者、あるいは幕府使節の脱落者…海を渡った日本人移民の歴史と一九世紀中頃のアメリカ社会史が、アメリカ戦史上最大の死者を記録した南北戦争で交差する。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史